2020年8月1日土曜日

ライフル射撃ってなんだ??

event_note8月 01, 2020 editBy 小沢楓 forumNo comments
わたしは「ライフル射撃」という競技をしています

と、言うとほぼ100パーセントの確率で言われるこの言葉
「あぁ!あの飛んでくる皿を撃つやつでしょ?」

…何度否定したことか!
かなりマイナーなこの競技、職場の人達からもいろんな質問をされたりします。
「的の大きさは?」「距離どのくらいなの?」「弾ってどんなやつなの?」etc

そもそも日常生活に“銃”って縁がないですからね( ˊᵕˋ ;)

ということで、今回はライフル射撃の中でも、エアーライフルについて少し紹介していきたいと思います!

エアーライフルは、1時間15分の間に立射で60発を撃ち、その合計点を競う競技です。


これが「エアーライフル」です
いわゆる空気銃で、空気の力で弾を飛ばします。



弾はこんな形をしています

皆さんが想像していた形とはちょっと違ったのではないでしょうか?


大きさはこれくらい。
これは1発4.5ミリです。50円玉の穴より少し大きいくらい、で伝わりますか?
結構小さいので、不器用な私は装弾する時によく落としてしまいます^^;






これが標的です。
アーチェリーや弓道だと色で得点が分かるようになっていますが、射撃は黒点一色。これではどこが10点だか分かりません…
でも今はとても便利な時代。これは電子標的と呼ばれる標的で、的を撃ったらモニターに着弾点が表示される仕組みになっています



これがモニター。写真撮るの下手でごめんなさい!
着弾すると、得点と着弾点が表示されます。これは1発も撃ってない状態のモニターです



これが何発か撃った状態です。1発ごとの点数と、合計点がそれぞれ表示されています。この場合、一発目に撃った8.0から9.9、9.8…10.9と続いていますね。こんな感じで確認を行っていきます。



狙っている時の視界は大体こんな感じです。
3つの円が同心円になった瞬間に引き金を引けば10点に入るようになっています。あれ?簡単じゃない?と思いましたか?

これが中々難しい。
10点の大きさは0.5ミリ。シャーペンの芯と同じです。少しでも手元が狂えば、簡単に外してしまいます。ミリ単位、0.1点の差で勝ち負けが決まる中で、私たちは戦っています。




ど真ん中を撃ってるように見えますが、これで10.8点です。
最高点の10.9にはこれでもあと0.1点届かない。ミリ単位の精度で戦う、そんな世界です。

よく「射的」と言い間違えられたりしますが、これで、少しは「射撃」の難しさが伝われば良いなぁと思います(笑)
射的は射的で難しいんですけどね!私は苦手です…(T T)


いかがでしょうか!
ライフル射撃のことについて、これを機に少しでも知っていただけたら嬉しいです(*^^*)

読んでいただき、ありがとうございました<(_ _*)>



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